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歴史

現在使っている配列を使うまでの推移。
やっぱり最初はqewrtyでした。そりゃ、パソコン始めたてでいきなりnicolaだの何だの使っている人がいたらお目にかかりたい。それに現在出回っているタイピングソフトの大半はqweだし。キー印刻がそれだというのも標準にする要因でしょう。
そうやって練習しているうちに、ふと自分が使っている配列はどういう配列なのか気になって調べたところ、打ちにい配列だとかで、配列自身についてはあまり好ましい評価を聞かないじゃないですか。
それもそのはず、タイプライターを使っていた頃、現在のように高速タッチタイプだのホームポジションだのという概念がなかったので、配列の分かりやすさがイコール打つ速さでした。
当時のタイプライターは、あまり速く打ちすぎるとハンマーが絡まって故障してしまうような代物だったらしいです。
なので、この一見してabc...とはかけ離れて、キーを捜すのに時間がかかるような配列にしたそうな。
この配列が出来たときは、現在のように高速に打たれることを想定していないので、タッチタイプするにはいささか非効率的になったというわけです。
わざわざ非効率的な配列を速く打とうだなんてばかばかしいと思ったので、次に目に付いたdvorak配列というものに手を出しました。
この配列はqweとは違い、母音を左手に、子音を右手に集中させることによって、右→左という流れを作り、指の動きが左右交互になる機会を増やすことを目的とした配列です。
その理念についてはまた賛否両論ですが、とりあえずqweとは違い、今の高速タッチタイプを念頭において作られた配列であって、その効率は格段に上がっています。
しかし程なくそれも断念。そもそもdvorakは、英語用に作られた配列であって、日本語でも左右交互打鍵が増えることはただの偶然で、なかには打ちにくい組み合わせもあるとか。
じゃあってんで日本語に特化した配列はないものか。ここでまだ出てきてないjisかなですが、あんなものは元より眼中にはないです。最上段やシフトを多用し、非常に煩雑です。
なんかいい配列はないものか。なんかいい配列は…
ぬお!これはいい!かなが三段に収まっている。今以上に特殊な指使い(シフト等)はすることがない。同じ文章を打つ場合、qweよりも少ない打鍵ですむ。なんというか、いいとこどりじゃないか!
…てな感じで今にいたるわけです。速さとしては、TWのレベルで、qweは総合SSどまりですが、月配列は総合XIというところまでこぎつけました。そしてこの配列はあまり使っている人がいないので布教中です!ぜひ立ち寄って少しでも興味がある方はぜひおためしを。
……ああ文章めちゃくちゃorz

後述

線が引いてある部分は非常に信頼性が薄い情報です。
これらはdvorakさん他が流したデマだそうです。
たとえばその説では、連続して叩かれるキーを離す事によってハンマーを絡まるのを防ぐということですが、実際一番英語でよく使われる組み合わせであるthやその次によく使うerやreはくっついています。ここからしても上記の情報は信頼性が薄いということです。
まあどっちにしろ私は英語のために作られた英字による英文のための配列には興味がないんですけど。だからといって信頼性の薄い情報を流したことをお詫びします。